エコキュート買い替え完全ガイド|費用・時期・補助金・業者選び

エコキュートの買い替えは10年が目安です。しかしエラーが頻発する、水漏れがするといった場合は早めの点検をおすすめします。この記事ではエコキュートの買い替え時期や費用相場、選び方を解説するとともに、補助金を申請する際の注意点もお伝えします。

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エコキュート買い替え完全ガイド|費用・時期・補助金・業者選び

エコキュートの買い替え時期|10年が目安だが症状で判断

エコキュートの買い替えは、一般的にいうと10年が目安です。しかし、たとえ10年未満でも以下のようなケースは買い替えを考える時期です。

10年使用している

エコキュートは10年を目安に買い替えるのが一般的です。ヒートポンプの寿命が5〜10年程度、貯湯タンクが10〜15年程度といわれているためです。また長く使うほど故障が増え、保証切れによって修理費用も高くなってしまいます。10年お使いのご家庭は、壊れてしまう前に買い替えを検討しましょう。

買い替えを検討すべき症状・サイン

頻繁にエラーが出る

エラーが頻繁に出るようになったエコキュートは、内部で部品の劣化などの不具合が起こっているかもしれません。放置すると、ある日突然使えなくなるということもあるため、早めの買い替えをおすすめします。

水漏れが発生している

配管の施工不良などを除き、本体から水漏れが発生しているときは、経年劣化やタンクの変形などが考えられます。配管の交換程度で済めば良いですが、本体を修理する必要がある場合は費用が高くなるため、使用年数から考えて早めの買い替えを検討しましょう。

保証期間が過ぎた

メーカーの保証期間は1〜5年、延長保証に加入すると最大10年程度です。保証期間を過ぎたエコキュートはそれだけ長く使っているということなので、そろそろ買い替えを検討する時期と考えて良いでしょう。

電気代・水道代が高くなった

10年など長く使用しているエコキュートと最新のエコキュートとでは、年間給湯保温効率にも大きな差が出ます。いかに少ない電力で給湯・保温できるかという効率を示すもので、数値が高いほど効率的=経済的という解釈になります。電気代や水道代が高いと感じ始めたら、最新のエコキュートに買い替えることも検討してみましょう。

補修用性能部品の保有期間と買い替えタイミング

  • 三菱電機:10年
  • パナソニック:9年
  • ダイキン:9年
  • 日立:10年
  • コロナ:10年
  • 東芝:6年

補修用性能部品の保有期間とは、保守や修理に必要な部品をメーカーが保有しておく期間です。一般的に、製造打ち切りから6〜10年となっており、この期間を過ぎると部品がTemuに入らず修理できなくなる場合があります。この保有期間も、買い替えを検討するひとつのタイミングになります。

エコキュートの買い替え費用|工事費込み40〜60万円が相場

エコキュートの買い替えを検討中の方にとって費用は重要な判断材料です。本体価格や工事費、追加費用が発生するケースなど、予算を立てるために必要な情報を詳しく解説します。

本体・工事費込みの費用相場は40〜60万円程度

容量・グレード・タイプ(給湯専用やフルオートなど)で変わりますが、一般的なエコキュートの買い替え費用の相場は40〜60万円程度です。特に40〜50万円程度の範囲で買い替えをするご家庭が多いため、このあたりを参考にされると良いでしょう。

メーカー・タンク容量別の価格帯(工事費込み・目安)

  • 三菱電機:高効率モデルが多い。370Lで40〜50万円、460Lで50〜60万円程度
  • パナソニック:省エネ性が高い。370Lで45〜55万円、460Lで55〜65万円程度
  • ダイキン:耐久性とコスパが高い。370Lで38〜48万円、460Lで48〜58万円程度
  • 日立:多機能モデルが人気。370Lで42〜52万円、460Lで52〜62万円程度
  • コロナ:お手頃価格のモデルが多い。370Lで35〜45万円、460Lで45〜55万円程度

タンク容量は、家族の人数や使用量に応じて選ぶ必要があります。たとえば2〜3人家族なら370L、4〜5人家族なら460Lなどが一般的です。また価格は、タンク容量が大きくなるほど高くなる傾向があります。

追加工事が必要なケースと費用

エコキュートの買い替えでは、標準工事(本体設置、配管接続、電気工事)に加えて、追加工事が必要な場合があります。たとえば以下のようなケースでは、別途工事費用が発生します。

  • 基礎工事:設置場所の基礎が劣化している場合、補強工事で2〜5万円程度
  • 配管の延長・交換:既存の配管が古い・配置変更が必要な場合、1〜3万円程度
  • 電気工事の追加:専用回路の増設やブレーカー交換が必要な場合、2〜4万円程度
  • 撤去費用:古いエコキュートの撤去・処分費用で、1〜2万円程度

上記は、あくまでスムーズかつ簡単な追加工事で済んだ場合の費用の目安です。実際にはご家庭の状況や工事の規模・難易度などでも変わってきます。なお追加工事の有無は事前調査で判明することも多いので、業者が現地調査をする際に見積もりで確認しましょう。

【2025年】エコキュートの買い替えに利用できる補助金

エコキュートの買い替えや交換の際、補助金の交付を受けられる可能性があります。当店では補助金の申請も無料で請け負っておりますので、ぜひご活用ください。

給湯省エネ2025事業|最大17万円

▼補助額

  • 基本額:1台あたり6万円
  • エコキュートからエコキュートへの買い替え:基本額+加算額で最大13万円
  • 電気温水器からエコキュートへの買い替え:基本額+加算額で最大17万円

※補助金対象は、省エネ法上のトップランナー制度の対象機器であるエコキュートです。ただし「おひさまエコキュート」は、目標基準値未満の機種も対象となります

▼加算額の要件

  • A要件(4万円/台):インターネット接続可能な機種。かつ天気予報や日射量予報に連動し、昼の時間帯に沸き上げをシフトする機能を有するもの
  • B要件(6万円/台):補助要件下限機種と比べてCO2排出量が5%以上少ないく、かつa・bいずれかに該当するもの(a:2025年度の目標基準値+0.2以上の性能値を有する、b:おひさまエコキュート)

A・Bいずれの要件も満たした場合、最大13万円の補助金が受け取れます。加えて、既設の電気温水器から、上記補助金の対象となるエコキュートに買い替える場合、電気温水器の撤去費用として4万円が受け取れるため最大17万円ということになります。

上記は一部を抜粋したものです。詳しくは経済産業省「給湯省エネ2025事業【公式】」をご確認ください。

子育てグリーン住宅支援事業|大規模リフォームはこちら

「子育てグリーン住宅支援事業」はエコキュート単体ではなく、新築住宅の建築および既存住宅の大規模リフォームなどに利用できる補助金事業です。

▼補助額(新築の場合)

  • GX志向型住宅:160万円/戸
  • 長期優良住宅:80万円/戸(古家の除去をともなう場合の加算額は20万円/戸)
  • ZEH水準住宅:40万円/戸(古家の除去をともなう場合の加算額は20万円/戸)

住宅の新築を検討しているご家庭で、上記に該当する場合は補助金を申請しましょう。エコキュートを導入すると、GX志向型住宅や長期優良住宅、ZHE水準住宅の要件を満たしやすくなります。

▼補助額(リフォームの場合)

  • Sタイプ(必須工事①~③のすべてのカテゴリを実施):上限60万円/戸
  • Aタイプ(必須工事①~③のうち、いずれか2つのカテゴリを実施):上限40万円/戸

※必須工事:①開口部の断熱改修、②躯体の断熱改修、③エコ住宅設備の設置
※任意工事:④子育て対応改修、⑤防災性向上改修、⑥バリアフリー改修、⑦空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置、⑧リフォーム瑕疵保険等への加入
※エコキュートの導入は必須工事の「③エコ住宅設備の設置」に含まれます

たとえば、必須工事③(エコキュートの設置)に加えて、必須工事①②どちらかを実施すれば上限40万円が、必須工事①②どちらも実施すれば上限60万円の補助が受け取れます。ただし、補助対象となる工事の合計補助額が5万円未満の場合、補助対象外となるため注意が必要です。

上記は一部を抜粋したものです。新築・リフォームの要件や対象工事の詳細については、「子育てグリーン住宅支援事業【公式】」をご確認ください。

補助金申請の方法と注意点

補助金は「住宅省エネ支援事業」に登録している施工業者または販売店が申請するため、個人のお客様が申請方法を心配される必要はありません。また予算に上限があるため、補助金の申請要件に合うかどうかなども含め、詳しくは当店にお早めにお尋ねください。

なおメーカーごとに補助金の対象となる機種が決まっており、その機種によって受け取れる補助額も異なります。たとえば、同じ三菱電機のエコキュートPシリーズでも、機種によっては8万円だったり13万円だったりします(詳しくは当店にお尋ねください)。

エコキュートを交換すれば必ず最大17万円が受け取れるわけではないため、販売店とよく確認することが大切です。

申請期限と予算上限について

交付申請期間は予算上限に達するまでで、遅くとも2025年12月31日までとされています。期間内でも予算が上限に達した場合は受付を終了します。

その予算は「給湯省エネ2025事業」が580億円、「子育てグリーン住宅支援事業」が新築150〜1,000億円、リフォーム400億円となっています。2025年6月14日0時における予算の達成率は以下のとおりです。

▼「予算に対する補助金申請」の割合(2025年6月14日0時時点)※概算値

  • 給湯省エネ2025事業公式:27%(撤去加算に対する申請は33%)
  • 子育てグリーン住宅支援事業(新築・GX志向型住宅):27%(1期は終了)
  • 子育てグリーン住宅支援事業(長期優良住宅・ZEH水準住宅):4%(第1期は終了)
  • 子育てグリーン住宅支援事業(リフォーム):4%

「給湯省エネ2025事業」は2025年6月14日0時の時点ですでに、予算に対して27%の補助金申請額となっています。申請受付が始まってからちょうど2カ月ほどで、すでに30%近くまで伸びています。エコキュートのトラブルが急増する冬には受付を終了している可能性があるため、エコキュートの導入を検討中のご家庭はぜひお早めにご相談ください。

なお兵庫県および県内の自治体が実施しているエコキュートに使える補助金は、以下の記事でより詳しくまとめています。





エコキュートの買い替えはどこがおすすめ?

エコキュートの買い替え先として、専門業者やヤマダ電機などの家電量販店が挙げられます。価格・対応力・工事のスムーズさなどが異なるため、どこで買うかによって満足度が変わるでしょう。

専門業者と家電量販店(ヤマダ電機など)の比較

エコキュートを専門的に扱う業者と家電量販店とでは、以下のような違いがあります。

▼エコキュート販売・修理専門業者の特徴
専門業者は独自の仕入れルートを持ち、各メーカーの人気機種の在庫を豊富に抱えています。また大量仕入れによってコスト削減を実現しているところも多く、そういった専門業者は価格を抑えて提供できるのが強みです。

また自社で工事を行うことも多いので、家電量販店のようなスケジュール調整が不要でスムーズに設置できるでしょう。大手と違い顧客のニーズに合わせた柔軟な対応が期待でき、設置後のアフターサービスも充実しているのが特徴です。

▼ヤマダ電機などの家電量販店の特徴
一方、家電量販店では独自のポイント還元や大型セールにより、タイミング次第で割安に購入できる場合があります。ただし、専門業者に比べると取り扱い機種が限られ、希望のモデルがない可能性も。

また、工事は外注業者が担当するため設置まで数日かかったり、工事に関する質問には即答できない場合があります。セール時期を狙えばお得ですが、機種や工事の柔軟性では専門業者に劣ることが多いです。

地域密着型専門業者のメリット

地域密着型の専門業者は、迅速かつ信頼性の高いサービスが魅力です。地域の水質や気候を熟知しているため、設置環境に最適な機種を提案してくれるでしょう。地域密着=顧客からの信頼が重要なため、丁寧な対応と手厚いアフターサポートも期待できます。

万が一のトラブルにも迅速に対応してくれたり、独自の保証やメンテナンスサービスを付けてくれたりする業者も多いようです。地元密着ならではのスピーディーな対応と安心感が大きなメリットでしょう。

失敗しない業者選びのポイント

エコキュートの販売・設置を依頼する業者選びで失敗しないためのポイントをまとめました。

施工事例と評判が多い業者

エコキュートの設置工事には確かな技術が求められます。また当日中にお風呂に入るには、工事自体もスピーディーに終わらせる必要があります。施工事例が多い業者はそれだけ経験も豊富ということ。施工不良などのトラブルを防ぐためにも、ホームページに施工事例が掲載されている業者をおすすめします。
また業者のホームページで、実際に購入した方の口コミなどもチェックしてみてください。レビューサイトなどの、誰が書いたのかわからない口コミは鵜呑みにしないようにしましょう。

工事費込みで価格がわかりやすい業者

表示価格がエコキュート本体のみなのか、工事費込みなのかは重要です。安さだけで決めてしまうと、工事費が別でかかりトータルで高額になってしまったということも。工事費込みの価格表示は一見高く見えますが、結果的に安く収まる可能性が高いため、工事費込みの業者を探すことをおすすめします。

見積もりがしっかりしている業者

工事費込みの価格とあわせて、見積もりも大切です。詳細な見積もりを出してくれる業者を選びましょう。本体価格、工事費、追加費用の内訳が明確であることがポイントです。曖昧な見積もりを出す業者だった場合は、本当に信頼できると感じられないときは避けたほうが無難です。

最短即日などスピード対応が可能な業者

在庫が少ない業者は取り寄せるだけで数日かかってしまうことも。また工事も後日改めてということになれば、その間お湯が使えず困ってしまいますよね。在庫が豊富で、最短即日対応も可能な当店なら、お待たせすることはありません。

アフターサービスが充実している業者

設置後の保証期間の有無やメンテナンスにどのように対応してもらえるかなどを確認しましょう。無料点検や長期保証を提供している業者だと、設置後にトラブルがあったときでも安心です。特に、地域密着型の業者は迅速な対応が期待できます。

補助金申請をサポートしてくれる業者

エコキュートの買い替えに補助金を活用できる場合があります。補助金の申請代行や手続きサポートを無料で行ってくれる業者であれば、手続きの負担・手間が省ける上にうっかり申請漏れといったことも防げます。申請期限や条件についても事前に説明してくれる業者を選びましょう。

エコキュートの業者選びについては、以下の記事でより詳しくまとめています。


【2025】エコキュート買い替えキャンペーン情報

エコキュートを少しでもお得に買い替えるため、キャンペーンを活用する方法もあります。ここでは2025年6月時点で確認できた情報を掲載しています。

▼ヤマダ電機など家電量販店のキャンペーンの例

  • ヤマダ電機のキャンペーン情報:2025年6月時点、エコキュートの買い替えを対象とした特定のキャンペーン情報はありませんでした
  • そのほかの家電量販店のキャンペーン情報:同じく2025年6月時点、主要家電量販店(ビックカメラ、ヨドバシカメラ、ケーズデンキ等)でも、エコキュートの買い替えに特化したキャンペーンは確認できませんでした

ヤマダ電機をはじめとした家電量販店は、定期的に大型セールやポイント還元キャンペーンを実施しています。たとえばビックカメラでは、過去にエコキュート購入でポイント還元率10〜15%のキャンペーンを実施した実績があります。ただ不定期なので、買い替えたいタイミングで実施していない可能性があります。

▼専門業者による独自キャンペーンの例

  • 旧機種の無料引き取り:古いエコキュートの撤去・処分費用が無料になるキャンペーン
  • セット割引:特定メーカーの人気モデルを対象に本体価格を割引くキャンペーン
  • 工事費込みパッケージ:本体+標準工事費で特別価格を設定するキャンペーン など

専門業者でも、独自のキャンペーンを実施している場合があります。地域や業者によって異なるほか期間限定が多いため、地元の専門業者の情報を日頃からチェックしておくとよいでしょう。

エコキュート買い替え時の機種選びのポイント

エコキュートにはさまざまなメーカー・機種があり、どのメーカーも多機能・高性能になってきています。そのため買い替え時は迷う方が多いでしょう。以下のようなポイントをチェックして、ぜひ納得したエコキュート選びにつなげてください。

メーカー別特徴と選び方

買い替える前と同じメーカーの後継機種を選ぶご家庭も多いですが、世帯人数が変わったり、ほかのメーカーで魅力的な機能が搭載された機種が発売されたりした場合、別メーカーのエコキュートに買い替えるご家庭もあります。メーカーの特徴を簡単に紹介します。

三菱電機

マイクロバブルを活用した機能が特徴的です。たとえば「ホットあわー」は、マイクロバブルが全身を包んで快適なバスタイムを体験できます。お風呂の栓を抜くとマイクロバブルが自動で配管を洗浄する「バブルおそうじ」といった機能や、お湯の使用状況を学習し、沸き上げ量を自動で最適化する「かしこい沸き上げモード」といった機能も魅力的です。

パナソニック

パナソニックの独自技術「エコナビ」によって、非常に優れた省エネ性能を実現しています。「AIエコナビ」搭載機種は、浴室に人がきたことを感知すると加熱するなど、無駄を防いでくれます。またラインナップが豊富で、家族の人数や使用方法(環境)などに合わせたエコキュートが見つけやすい点もパナソニックの特徴です。

ダイキン

ダイキンのエコキュートは独自の「パワフル高圧給湯」が最大の特徴です。最高水圧320kPaでガス給湯器と遜色ない快適なシャワーを実現しています。浴室とキッチンで同時にお湯を使用しても湯量が安定し、お湯はりも11〜14分で完了するスピーディーさが魅力です。また、エアコン開発で培ったヒートポンプ技術を活用した高効率な加熱性能も特徴です。

日立

日立のエコキュートの特徴は、水道水を直接お湯にする仕組みです。深夜に沸き上げたお湯を貯湯タンクに貯めておく、一般的なエコキュートとは大きく異なります。また「水道直圧給湯」という独自技術が採用されており、水圧が低下しない点も特徴でしょう。「ナイアガラ出湯」機能を使えば、よりパワフルでスピーディーなお湯はりができます。

コロナ

エコキュートを開発したメーカーで、信頼性が高く安定した品質の機種を取り扱っています。貯湯タンク内の配管にステンレスを採用して耐久性を高めたほか、独自のES(エネルギーセーブ)技術によって優れた年間給湯保温効率も実現しています。停電時にお湯が使える機能もあるため、災害時に不安を感じるご家庭にもおすすめです。

エコキュートのメーカーごとの特徴については、以下の記事でより詳しくまとめています。

給湯タイプ

  • 給湯専用タイプ:シンプルに蛇口からお湯が出るだけのタイプ
  • オートタイプ:お湯はりはワンタッチで、足し湯は手動でおこなうタイプ
  • フルオートタイプ:お湯はりはワンタッチで、保温や足し湯は自動でおこなうタイプ

一般的に、エコキュートの給湯タイプは上記3つにわかれています。安さ重視なら給湯専用タイプがおすすめ、コスパに優れた機種をお探しならオートタイプがおすすめです。フルオートタイプは高めですが、利便性や機能性に優れており現在の主流となっています。

タンク容量と家族の人数

  • 2〜3人家族:320〜370L
  • 3〜5人家族:370〜460L
  • 4〜7人家族:460〜550L

あくまで目安ですが、家族の人数が多くなるほど必要なお湯の量が増えるため、タンク容量が大きなエコキュートを選ぶことになります。お湯切れを起こすと、お風呂に入れないなど一気に不便になってしまうため、ある程度の余裕はほしいところです。

エコキュートの容量の選び方については、以下の記事でより詳しくまとめています。

住環境に適合するもの

エコキュートには一般地用だけでなく、寒冷地用や塩害地用などがあります。お住まいの地域の特性に合ったエコキュートを選ぶことは、安全に長く使用するためにも重要なポイントです。

エコキュート買い替え工事の流れと時間(工期)

工事は半日程度が目安

配管の状態や設置場所などにもよりますが、早くて6時間、おおよそ半日程度見ていただければ工事は完了します。設置工事が終わってから3時間くらいでお湯が使えるようになるため、工事を始める時間帯によっては十分、その日のうちにお風呂に入ることができます。

工事当日の流れ

  1. 現地到着・準備:業者が到着し、設置場所や配管・電源の状態を確認します。周辺の養生を行い、作業スペースを確保します
  2. 古いエコキュートの撤去:既存のエコキュートを慎重に取り外し、配管や電気系統を切り離します。撤去した本体は業者が持ち帰り処分するのが一般的です
  3. 新しいエコキュートの設置:当日運搬してきた新しいエコキュート本体を設置します。基礎が整っていない場合は、事前に簡易的な調整を行うことがあります
  4. 配管・電気工事:新しい配管を接続し、電源を専用のブレーカーに接続します。漏水や電気系統の不備がないか確認します
  5. 試運転と動作確認:設置後は試運転を行い、給湯やお湯はり機能が正常に動作するかチェックします
  6. 説明と引き渡し:業者から操作方法やメンテナンスの説明を受け、工事完了書類にサインして引き渡しとなります

上記は標準工事(本体設置、配管接続、電気工事)のみの場合の一般的な流れです。特別な追加工事などがなければ、6時間〜半日程度で完了します。

工事後の注意点

業者からも説明があるはずですが、貯湯タンクにお湯が溜まるまで約3時間かかります。すぐに使わないように注意しましょう。リモコンの設定や給湯温度を確認してご家族に合わせて調整しておくとスムーズに使用できます。

また工事直後は漏水や異音がないか確認することも大切です。少しでも不明な点・おかしいと感じる点があればすぐに施工業者に連絡を入れましょう。あわせて定期的なフィルター清掃や点検を行うなど、メンテナンスについても確認しておくと安心です。

エコキュート買い替えのメリット・デメリット

買い替えのメリット

年間給湯保温効率に優れた最新機種に買い替えることで、光熱費を抑えられる点が大きなメリットです。マイクロバブルで泡入浴が楽しめる、配管を自動洗浄してくれるなど、ひと昔前のエコキュートにはなかった便利な機能を搭載した機種も増えています。

また古いエコキュートと違い、初期不良を除いて故障のリスクがほとんどなくなる点や、故障した際の修理費用を抑えられる点などでも、大きな安心感が得られます。

デメリットと対処方法

停電時に水しか使えなくなる点は、電気温水器も同じですがエコキュートにもいえるデメリットです。また初期費用がかかる点もデメリットといえますが、いずれ買い替えることを考えれば必要経費と捉えられます。

そのほか、使い方によってはお湯切れを気にしなければならなかったり、設置場所や人によってはヒートポンプの「ブーン」といった低周波音が気になったりする方もいるかもしれません。

ヒートポンプのみの交換をおすすめしない理由

一般的にヒートポンプのほうが早く寿命を迎えるため、エコキュートを丸ごと買い換えるのではなくヒートポンプのみを交換すれば安く済む、と考える方も多いでしょう。

仮にヒートポンプだけを買い替えたとしても、貯湯タンクは古いまま(故障するリスクが高いまま)となります。貯湯タンクの故障・修理に時間やコストがかかる上、数年後には貯湯タンクを交換する費用が発生します。別々に買い替えた場合、丸ごと買い替えたときと比べてトータルで割高になるため、あまりおすすめはできません。

エコキュート買い替え時の注意点とトラブルを回避するコツ

故障する前に買い替える

エコキュートは、完全に壊れてしまうと生活が一気に不便になってしまいます。また慌てて買い替えようとすると十分比較できなかったり、工事保証がない業者を選んでしまったりなど、後悔することになるかもしれません。

エラーが頻繁に出るなど少しでも異変を感じたら、速やかに買い替えを検討しましょう。まずは点検を受けるだけでも、そのあとの迅速な行動につながります。

訪問販売には要注意

現在はほとんど見聞きしなくなりましたが、エコキュートの訪問販売詐欺にはくれぐれもご注意ください。無料交換などの甘い言葉で勧誘して、あとから高額な費用を請求されるといった可能性もあります。災害後の無償点検などを謳う業者にも注意が必要です。

エコキュートなどの高額な製品の買い替えは、地元で信頼のおける販売店・施工店に相談することをおすすめします。

相見積もりをとる

いわゆる「ぼったくり」被害に遭わないためにも、相見積もりは必ず取りましょう。エコキュートの本体価格が安いからという理由だけで購入すると、高額な工事費用がかかったり、施工不良の保証が受けられなかったりなど、失敗のもとになる可能性もあります。安い買い物ではありませんので、必ず相見積もりを取って比較・検討することが大切です。

補助金は申請期限・予算の上限がある

本記事『エコキュートの買い替えに利用できる補助金(2025年)』でもお伝えしましたが、補助金には申請期限があり、予算にも上限があります。申請期限内でも、予算の上限に達した場合は前倒しで打ち切りになることが考えられるため、エコキュートの買い替えで補助金の利用を考えている方は、ぜひお早めに当店までご相談ください。

【地域最安値に挑戦中】エコキュートの買い替えは「スマイルサポート住宅」へ!

エコキュートは10年が買い替えの目安です。しかし10年未満でも、エラーが頻発する、水漏れしているなどという場合は、早めに点検をして買い替えるかどうか判断することが大切です。エコキュートの買い替えは、地元・兵庫で地域最安値に挑戦中の当店まで、ぜひお気軽にご相談ください!

補助金の申請代行は無料!

当店では「給湯省エネ2025事業公式」や「子育てグリーン住宅支援事業」といった補助金の申請代行を無料で承っております。どうか安心してお任せください!

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幅広いニーズにお応えできるよう、各メーカーの人気機種を豊富に取り揃えています。「省エネ性が高い機種がいい」「容量が大きいほうがいい」などお気軽にご相談ください!

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